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もしもの時に備えていますか?ペットのための防災対策マニュアル

防災マニュアル

日本に住んでいる限り地震や大雨、台風、などの天災のリスクは必ずついて回ります。特に大災害の際は人間だけでも万全な状態で避難するのが大変な場合もあり、日頃から「もしも」の時に備えておくことがとても大切です。そして、特にペットと暮らしている飼い主さんの場合、色々な困難があります。

暗い部屋で不安そうにする犬

犬や猫などの動物はアイコンタクトがとれ、なんとなく感情を把握することができても、言葉によるコミュニケーションを取ったり人間の思うように行動させることに限界があります。例えば、猫と一緒に避難所に移動する際は猫をキャリーケースに入れて飼い主さん自ら運ぶ必要があります。猫が自分の意志で避難所まで歩いて行ってくれればいいのですが・・・そんな猫はまずいません。

そして、犬や猫自身が自分の分の荷物を運ぶということはまずあり得ませんので、飼い主さんは自分の荷物にくわえてペットに必要な荷物を用意し運ぶ必要があります。もしもの時になってから荷物を用意したり、避難の仕方を調べていると、飼い主さん自身が逃げ遅れてしまったり、辛い思いをするかもしれません。

一般の飼い主さんはどのくらい対策をしている?

それでは、犬や猫の飼い主さんのうち、どのくらいの割合の方が災害時対策をしているのでしょうか? いぬねこマガジンでは、2015年7月22日~2015年8月22日までの間、ペットの防災対策に関するアンケート調査を行いました。

白い目やにの猫

【設問】
ペットも大切な家族の一員。あなたは、もしもの時に備えてペットのための災害対策をしていますか?

【選択肢】
 A.出来ることはすべてしている!
 B.一応備えているが、足りない部分がある
 C.対策したい気持ちはあるが出来ていない
 D.特に何もする予定はない

必要性は感じているけど・・・ほとんどの飼い主さんは万全な備えができていない状態

一番多かったのが、Cの「対策したい気持ちはあるが出来ていない」という回答。全体の53%と過半数を越える結果となりました。次に多かったのが、Bの「一応備えているが、足りない部分がある」という回答、そしてAの「出来ることはすべてしている!」という順で票が集まりました。

先の東日本大震災を機に、人間のための災害時対策はもちろん、ペットのための防災対策への機運は高まったと言われています。この調査でもペットのための災害時対策が必要と感じているA、B、Cの解答を合計すると、96%に及びます。

ほとんどの飼い主さんが必要性を感じているものの、対策状況はまだまだ。Aの「出来ることはすべてしている!」という回答は15%と、必要性を感じている飼い主さんの6,7人に1人にとどまりました。

もしもの時のために準備しておこう~3つの備え~

いぬねこマガジンではペットのための災害時対策マニュアルとして3つの軸を設けました。

その1.備えておきたいモノ(持ち運べるプロフィールシートつき)
避難が必要な場合はもちろん、自宅で過ごすことができる場合でも備えが必要に

地震などの大きな災害の際、通常通り自宅で過ごすことができない事態となり避難する場合、出来れば人間とペットの衣食住の最低限のものを確保し移動したいものです。しかし緊急性が高い場合はそれらを集めることはもちろん、優先順位をつけ一瞬で荷造りするのはほぼ不可能です。

また、避難の必要がなく継続して過ごすことが出来る場合にも、水道や電気などのライフラインが止まったり、食料や医療品の確保が難しくなる場合もあります。東日本大震災の際、首都圏では建物被害こそ多くなかったものの、食料の買い占めが発生したことは記憶に新しいことだと思います。避難が必要な場合はもちろん、自宅で過ごせるような場合でも備えが必要となります。

準備をする様子

⇒その2.備えておきたいコト
もしもの時になってからでは間に合わないことも。集合生活のためには日頃から備える必要あり

防災グッズは万全、いざ避難!というときに愛犬や愛猫がなかなかキャリーに入ってくれず時間が掛かってしまうなんてことは避けたいものです。非常時にむけて備えておきたいコトとして、キャリーバッグやケージに入ることを嫌がらないようにトレーニングをしておくことが挙げられます。

また、避難所での共同生活でペット自身がストレスをためないようにするため、また周囲の人に迷惑を掛けないようにするために備えが必要です。ワクチンや予防接種など、感染症を防ぐための医療は、病気をもらったりうつしたりすることがないよう、摂取しておきましょう。また、人見知りのペットの場合、社会化のトレーニングをしておくと、集団生活でかかるストレスが軽減します。

くつろぐ猫

その3.知っておきたいコト
非常時に考えられる情報収集と拡散メディア

東日本大震災のときの事例をもとに、災害時のインターネットの「強さ」と「危うさ」について考察しました。

おわりに

「災害時対策」というと尻込みしてしまう方も多いかもしれません。けれどフードを一つ余分にストックしておくこと、ワクチンや予防接種は欠かさず受けるなど、ごく身近なことが実は非常時のための備えになったりします。まずは今日家に帰ってから「持ち運び袋の中身は揃っているか?」「うちの子は人馴れ大丈夫?」など確認するところからはじめてみてはいかがでしょうか?


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