いぬねこお役立ち情報のアイコン いぬねこお役立ち情報

犬も虫歯になるの?歯周病など歯の病気の治療費用や予防法

歯を見せる犬

犬も人間と同様さまざまな病気にかかりますが、犬は自分から体調の良し悪しを飼い主に伝えることはできません。従って、犬が健康的な生活を送るためには、飼い主が犬の病気について正しい知識を身に付け、犬の体調を敏感に感じ取ることが大切です。

犬と人間ではかかる病気の種類が異なりますが、犬も虫歯や歯周病になることがあります。歯の健康は全身の健康に関わるため、飼い主は犬の歯の病気に注意が必要です。適切なデンタルケアを行うことにより、愛犬を長生きさせましょう。ここでは、虫歯や歯周病など犬の歯に関する病気の治療費用や予防法についてご紹介します。

犬の歯に関する病気

犬の歯みがき

犬も日常生活の中で自然と歯垢が歯の表面に付着します。歯垢内に存在する細菌は炭水化物からエネルギーを作り出す際に、酸を放出します。歯垢内の細菌が放出する酸は歯のエナメル質を侵食し、最終的に歯髄を食い破り痛みを引き起こします。痛みの有無にかかわらず、酸によって歯が侵食されている状態が虫歯と呼ばれる現象であり、犬も口腔内のケアを怠ると虫歯になります。

歯肉炎や歯周炎も、飼い主が気を付けるべき犬の歯の病気です。歯を磨いた直後は歯の表面に「菌膜」と呼ばれる薄い膜が形成されますが、時間が経過すると菌膜は細菌の繁殖場所となってしまいます。歯磨きでは除去できなかった食べカスなども、細菌にとって絶好の住み処です。口腔内の細菌の中には毒素を排出するものも存在しており、排出された毒素により歯肉炎や歯周炎は発症します。歯肉炎と歯周炎の両方が発症した病態が歯周病です。

虫歯・歯周病の治療費用

犬の虫歯や歯周病の治療費用は症状の進行具合により大きく異なります。

虫歯部分を削り取る処置の場合、3万円程度が相場です。歯髄を除去する根管治療は5万円程度が一般的な治療費用です。虫歯や歯周病が重度である場合、最終的に抜歯することになりますが、抜歯は歯の状態や麻酔を使用するかしないかで治療費用に顕著な差があります。すでに歯がぐらぐらの場合、麻酔を使用しない抜歯が1万円以下で受けられます。麻酔を使用する場合は、抜歯1本につき2~4万円の費用がかかるケースも珍しくありません。

軽度の歯周病に有効な歯石の除去にかかる費用も、除去方法や麻酔の有無によって数千円から数万円の違いがあります。症状の進行具合だけではなく病院や犬の種類、体重によっても治療費用は異なるため注意してください。

歯の病気の予防法

犬の虫歯や歯周病を予防するためには、エサにこだわることが大切です。歯の隙間に挟まりやすい柔らかいエサや、虫歯菌の栄養源となる糖分(主にショ糖)を多く含むエサは口腔内の細菌を繁殖しやすくします。少し固めのエサは咀嚼回数を増やし、唾液の分泌量を多くするため、唾液が細菌や菌膜を洗い流す効果を高めることが可能です。

定期的に歯磨きをすることも、歯の病気の予防につながります。犬の歯を磨く際は歯周ポケットまで磨くことを意識し、1本ずつ丁寧に磨くことを心掛けましょう。ただし、強く磨き過ぎると口腔内を傷つける恐れがあるため、力を入れ過ぎないことが大切です。 犬の息や歯の色などに変化があった場合は、すぐに病院に連れて行ってください。エサを食べるスピードが遅くなった場合も歯に異常が生じている可能性があるため、虫歯や歯周病を疑いましょう。

おわりに

ここまで、犬の歯に関する病気の治療費用や予防法についてご紹介しました。治療費用をできるだけ抑え、完治する可能性を高めるために、早期発見・早期治療を心掛けることが大切です。犬の生活習慣をこまめにチェックし、異変に気付いたらすぐに対処しましょう。定期的に獣医師の診察を受けることも、予防には有効です。


肉球 関連する記事

わんにゃん写真検索
オーナー検索


ページトップ