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【犬のしつけ】「伏せ(ふせ)」の教え方と注意点

伏せをする犬

食事の準備で手が離せない、急な来客に対応したい場合に、愛犬に大人しくしてほしいことはありませんか?そのようなシーンで愛犬に「伏せ」をさせることができれば、愛犬を大人しくさせられるだけでなく、飼い主も落ち着いて自分の用事を済ませることができます。

生活のさまざまな場面で活躍する「伏せ」ですが、「『伏せ』ができるのは大人しい性格の犬だけ」「素人にはそう簡単に教えられない」と思っている方もいるでしょう。しかし、 コツさえつかめば誰でも簡単に「伏せ」を教えることができます。今回は、「伏せ」の教え方と注意点についてご紹介します。

「伏せ(ふせ)」はなぜ必要?

じゃれあう2匹の犬

例えば、愛犬の散歩中に他の人や他の犬とすれ違うことがあると思います。愛犬がすれ違った人や犬に飛びかかってしまった場合、相手に怪我を負わせてしまうかもしれません。また、相手が驚いて愛犬に危害を加えてしまう可能性も考えられます。

「伏せ」はそのような場面で大変役立つしつけです。犬は「伏せ」の姿勢から急に相手に飛びかかることができません。小さな子供や、犬に苦手意識を持っている人にも安心感を与え、トラブルを回避することができます。

また、「伏せ」の姿勢は犬にとってリラックスできる楽な姿勢でもあります。愛犬が飼い主の足元で「伏せ」、つまりリラックスした姿勢をとることは、犬にとっての信頼の表れとも言えるでしょう。 「伏せ」というしつけには、飼い主や周囲の方だけでなく、犬自身を精神的に落ち着かせることができる効果も期待できます。

伏せ(ふせ)の教え方

【1】「伏せ」の姿勢を教える

犬に「伏せ」を教える場合は、まず「伏せ」の姿勢を教えてください。効果的なしつけ方としては、おやつを用いた方法が有名です。それでは、実際の手順を確認してみましょう。

1. 犬が座っている状態のときにおやつを見せます。おやつは目線の高さに合わせてあげましょう。犬がおやつに注目していることを確認してください。
2. おやつをゆっくりと床に近づけます。おやつを追って自然と犬の頭が下がり、床へ近づきます。
3. 犬の胸が床に付きそうになったら、「伏せ」と声をかけます。
4. 犬の胸が完全に床に付いたことを確認してから、十分にほめておやつを与えます。

1~4の動作を繰り返し行うことにより、犬は「『伏せ』=胸を床に付けること」と理解し、指示と姿勢を連動して覚えます。 なかなかうまくいかない場合は、飼い主が床に座り、片足を軽く曲げて犬が「伏せ」の状態で通れるくらいのトンネルを作りましょう。おやつで誘導しながらそのトンネルをくぐらせることで、自然と「伏せ」の姿勢をとらせることができます。

【2】指示だけで従わせる

「伏せ」の姿勢を理解させた後は、指示だけで「伏せ」ができるようにしましょう。 おやつは「伏せ」ができたことに対するごほうびですが、おやつがなくても「伏せ」ができなければしつけとは言えません。毎回おやつを与えた場合、犬は「『伏せ』=おやつがもらえる」と勘違いしてしまうため、少しずつおやつを与える回数を減らし、おやつの代わりに「良い子」「グッド」と大げさにほめたり、なでたりしてあげましょう。

伏せ(ふせ)のしつけの注意点

【1】指示する言葉を統一する

せっかく愛犬に「伏せ」を覚えさせても、指示を出す人によって指示する言葉がバラバラでは、犬は混乱してしまいます。家族の中で「伏せ」「ダウン」「寝ろ」など、さまざまな言葉で指示を出すことは好ましくありません。犬は何をすれば良いか分からなくなってしまいます。犬を混乱させないためにも、家族で指示する言葉を統一してください。

指示する言葉の例としては、犬が聞き取りやすいとされる「伏せ」「ダウン(down)」「フラット(flat)」などが一般的です。

【2】無理なしつけをしない

犬の集中力は10分~15分程度と言われています。そのため、犬が飽きてきた場合は無理にしつけを続けない方が良いでしょう。無理に続けることは犬に「しつけ=嫌なこと」と印象付け、苦痛に感じる原因になります。しつけは時間や場所を変えながら、犬に「楽しい」「おもしろい」と思わせながら行うことが効果的です。 また、犬はとても賢い動物です。根気よく1日4~5回に分けてしつけをすることで「伏せ」を習得できます。焦らずにゆっくり覚えさせましょう。

おわりに

「伏せ」のしつけができていない場合、散歩の際にも周囲に気を遣います。しかし、「伏せ」ができれば公園やドッグカフェなど、人がたくさんいる場所に出かけても落ち着いて過ごせるでしょう。家で来客がある際にも安心です。

「伏せ」をしつけることができれば、行動範囲が広がり、さらに犬との信頼関係が深まります。今まで以上に愛犬との生活を楽しむことができるでしょう。


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