いぬねこお役立ち情報のアイコン いぬねこお役立ち情報

猫の妊娠期間ってどれくらい?妊娠中の症状や見分け方

母猫と子猫

猫も人間と同様、子どもを産むために妊娠しますが、妊娠期間や症状が人間とは少し異なります。猫が健康的な子どもを産むためには、飼い主がいち早く妊娠したことに気付き、猫の生活環境を整えることが大切です。ここでは、猫の妊娠期間、妊娠中の症状や見分け方についてご紹介します。

猫の妊娠についての基礎知識

お腹を見せる猫

一般的に、猫の妊娠期間は60~68日であると言われています。最も多い妊娠期間は63~65日の間です。妊娠した猫は、分娩が近づくにつれて乳房が膨らみます。

猫の妊娠は、人間と異なる特有な現象が生じます。代表的な例は、異期複妊娠です。通常の雌猫は妊娠期間中に雄猫を受け入れることはありませんが、稀に妊娠中であっても交尾をしてしまう猫がいます。

妊娠中の猫が交尾をして新たに受精した場合、異なる父親の子どもを同時に妊娠することになります。このように同時に異なる父親の子どもを妊娠する現象を異期複妊娠と呼びます。異期複妊娠は猫の密度が高いほど起こりやすい現象です。

一般的な猫は妊娠63日目頃に、出産に向けて準備を始めます。猫の出産に人間が介入する必要はありません。出産からへその緒切り、胎盤摂食までの全てを母猫に任せてください。人間が介入すると母猫が育児への興味を失う可能性があるため、注意しましょう。

妊娠中の症状や見分け方

猫は妊娠してから20日程経過すると、1週間ほど食欲が落ち、徐々に乳首がピンク色に変わります。30日が経過する頃には乳房とお腹の膨らみが確認できるため、飼い主が猫の妊娠に気付くことも容易でしょう。

妊娠してから45日程経過すると、以前よりも食欲が増して体重が少しずつ増加し、活動量が低下します。そして、50日目には猫のお腹の中で胎児が動くことを確認でき、60日が経過する頃にはお乳が出ます。

分娩直前の猫は警戒心が強くなり、攻撃的になる傾向が見られます。周囲を探索したり、乳房や陰部をグルーミングしたり、全体的に落ち着きが無い素振りをします。また、形だけの排便姿勢を取ることも多いです。このような行動が確認できた場合、出産が近いことを意識しましょう。

妊娠中に飼い主が気を付けるべきこと

飼っている猫が妊娠していることに気付いたら、まずは猫が快適に生活を送るための環境を整えましょう。猫の住み処を掃除し、室内の温度を下げ過ぎないことが大切です。また、与えるエサにも注意する必要があります。タウリンなどの必須栄養素が不足した場合、子宮内で胎児が死亡し、母体内に吸収される可能性があります。胎児を死なせないためには、普段から猫の栄養バランスを気遣い、必要な栄養素を十分含んだエサを与えることが必要です。

分娩が近づくと、猫は出産するための理想的な場所を探し始めます。猫の出産に理想的な場所は、「暗い・乾燥している・周囲が囲まれている・柔らかい絨毯などが敷かれている」場所です。できるだけ猫が出産中にリラックスできるように、条件が揃った場所を出産前に用意しましょう。また、不用意に妊娠中の猫に構ったり、手を貸そうとしたりすると、攻撃されて怪我を負う恐れがあります。猫が妊娠したことが判明したら、出産するまでは必要以上に猫に近づかないことも大切です。

おわりに

ここまで、猫の妊娠期間、妊娠中の症状や見分け方についてご紹介しました。猫も人間と同様にストレスを感じる生き物であり、過度なストレスは胎児に悪影響を及ぼします。飼い主は普段から猫の行動や体調を細かくチェックし、妊娠したことが発覚したら、猫がよりリラックスできる環境を整えましょう。


肉球 関連する記事

わんにゃん写真検索
オーナー検索


ページトップ