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東京都荒川区の猫専用のペットホテル「キャッツカートン」【4】

ねこ経済新聞出張版

愛猫をペットホテルに預けた際の経験がきっかけとなって、自分たちで猫専用のペットホテルを立ち上げた加藤さんご夫妻。シリーズ最終回の今回は、そんなお二人の愛猫についてのエピソードと、キャッツカートンの目指す方向性についてお聞きしてみました。

愛猫チャー

加藤:私たちの愛猫はチャーという名前で、キジシロの女の子です。昨年の6月末から一緒に暮らしています。キャッツカートンを開業する前は私たち2人ともそれぞれ働いていたので、猫は好きでも飼うのは難しいかなと思っていたんですね。でもこの子は近所でよく見かけていた猫で、とても人懐っこくて家に帰ろうとすると後をついてくるような子でした。それと事故にでも遭ってしまったのか、足を引きずるような動きをしているのが気になっていて、動物病院に連れていった後にうちで保護することにしました。幸い病気などはなく、今も元気にしています。

 チャーさんは何歳で、どんな性格でしょうか。

加藤:保護した当時の推定年齢が3歳半くらいでしたので、まもなく5歳になる計算です。性格はとても大人しくて、かしこく手のかからない子だと思います。うちに来てからクリッカートレーニングも始めたのですが、今では自分でベルを鳴らしておやつをもらうということも上手にできるんですよ。

 すごいですね。一緒に暮らし始めて1年半くらいとのことですが、新しい環境にはすぐに馴染んでくれましたか。

加藤:最初はやはり車の下に隠れてしまったりして、うちに慣れるのには半年くらいかかったでしょうか。人がいるとごはんを食べなかったり、トイレも人の前ではしなかったりと、少しデリケートなところもあるようです。でも爪切りや耳掃除は嫌がらずにやらせてくれますね。私たちの生活はすっかり寝不足気味になりましたが、2人で今もチャーを溺愛しています。はじめは特に妻のほうに懐いていたのですが、今は何をしても怒られないと分かったからなのか、私(夫)の膝の上に乗ってのんびりくつろいだりもしていますよ。

 ご夫婦のどちらにより懐くかはおうちによって違いがありますよね。

加藤:妻はチャーが初めて一緒に暮らす猫だったんですね。それでチャーを受け入れてから、いろいろと猫のことを熱心に勉強していました。なぜか元々動物にはあまり好かれない性質だったようですが、猫専用ペットホテルを開業した今では、私のような男性に全く懐いてくれない猫が、妻がお世話をするためにお部屋にいくとスリスリと体をこすりつけてきたりもします。

 チャーさんを迎え入れたことで、こうしてペットホテルの開業にもつながったわけですね。

加藤:もしこの子と一緒に暮らしていなかったら、私は今でもサラリーマンをしていたでしょうし、妻も別の仕事をしていたと思います。こうして取材を受けることもなかった。まさに1匹の猫のおかげで180度人生が変わったと言えます。

愛猫チャーの写真

 今ではチャーさんに限らずたくさんの猫と触れあう機会があると思いますが、彼らのどんなところが特に魅力的だと思いますか。

加藤:猫って犬と違って普段はあまり人間にベッタリ甘えたりしないじゃないですか。でもごはんが欲しい時などにスリスリと寄ってきたり、寒くなると布団の中に入ってきたりする。うちの子は夜になると、私たちが寝室に行くまで部屋の前で待っているんです。それで寝室に入って電気を消すと一緒に眠るのかと思いきや、別の部屋へ遊びに行って運動会をやっているんです(笑)でも朝になると大抵ベッドの枕元で丸くなって寝ています。

 気まぐれですね。お二人が寝静まってから存分に遊びたいのかもしれませんね。

加藤:それと他所様の子も預かるようになって感じるのは、猫にはとにかく不思議ちゃんが多いということですね。皆それぞれ違って皆かわいいと思います。うちの猫も他の飼い主さんの猫も、テレビなどの画面で見る猫も。猫って何でこんなにかわいいのでしょうね? この感覚は猫好きで猫と一緒に暮らしている方しか分からないのかもしれません。

 では最後に、キャッツカートンの今後について目指す方向性などを教えてください。

加藤:うちだけでなく猫のために特化した猫専用ホテルというものの認知度を高めて、その存在をたくさんの人に知ってもらいたいですね。愛猫家の方が旅行や仕事などの用事でどうしても家を空けなければならなくなった時、選択肢のひとつとして検討してもらえれば。それから預ける場所の広さや設備などの快適度も大事ですが、より大切なのはお世話をする人の心構えだと思います。そういった初心をいつまでも忘れずに、自分たちの愛猫と同じようにどの子にも愛情を持ってお世話することを目標にやっていきたいです。

 ありがとうございました。

愛猫チャーとの想い出

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