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東京都荒川区の猫専用のペットホテル「キャッツカートン」【1】

ねこ経済新聞出張版

今年7月に東京都荒川区にオープンした、猫専用のペットホテル「キャッツカートン」。猫専用を掲げていることからも分かる通り、預けられる猫が出来るだけストレスなく過ごせて飼い主さんも安心出来るよう、さまざまな配慮が為されています。

キャッツカートン

どうしても家を数日間空けなければならない、でも愛猫のお世話をどうしよう? 一緒に連れて行くわけにもいかず、家族や知り合いでお世話を頼めそうな人がいない。ペットシッターさんとはいえ、留守の間に他人に家に入ってもらうのはちょっと抵抗がある。ペットホテルに預けるにしても、狭い場所で他のワンちゃんや猫ちゃんが周りにいたらストレスにならないか心配。そんな悩みを持つ愛猫家の方もきっと多いのではないでしょうか。

「キャッツカートン」は、そんな飼い主さんの選択肢の一つになれば、というオーナーの加藤さんご夫妻の思いから誕生したペットホテルです。以前にこの連載でもご紹介させて頂いたわんにゃん健康住宅研究所の清水満さんが設計のお手伝いを担当したこともあり、猫の習性や性質を十分に考慮した環境が実現しました。

キャッツカートンの室内1

未使用となっていた住宅の4階をペットホテル仕様に改装したという室内には、ケージではなく完全個室のお部屋が9室あります。各お部屋の大きさは幅150センチ×奥行き130センチ×高さ240センチ。狭いケージと比べれば十分な広さを確保していると言えますね。

各室内には猫トイレや爪とぎ、縦移動できるステップやボックス、猫ベッドなども完備していて、3頭までなら同じ部屋で過ごしてもらうことも可能。それ以上の頭数を預ける場合、猫たちがお隣り同士の部屋を行き来できる扉も用意されています。

キャッツカートンの室内2

空気清浄機のほかに、万一の故障に備えてエアコンは2台を設置。床や天井には断熱対応を施し、カーペットは汚れた部分だけ取り外して丸洗いが可能な、清潔さを保てるものが採用されました。さらには窓にも安全性を考慮して強化プラスチック(ポリカーボネート板)が用いられており、猫の目にやさしいLED照明や、飼い主さんが外出先からスマートフォンなどで愛猫の様子を確認できるウェブカメラも全室に設置。向かいの個室にいる猫の気配が気にならないよう、布のスクリーンを下ろして視界を遮ることもできます。

キャッツカートンの室内3

また、個室以外にも運動不足によるストレスを解消できるようキャットタワー設置のプレイルームが用意されていて、お泊まりの猫たちに順番に利用してもらうことも可能です。入り口にはもちろん脱走防止のための二重扉も備えており、オープン前の内覧会に参加した方からは「自分も猫と一緒に泊まりたいくらい(笑)」といった声も聞かれたほどの充実した設備となっていますね。

それでも「初めてペットホテルを利用するので、うちの愛猫が問題なく過ごせるかどうか心配」という飼い主さんのために、無料の室内見学はもちろん、実際に愛猫を連れてきてもらい、有料で最大2時間のお泊り練習を体験してもらうことも可能なのだそうです。

ここまで力を入れた猫のためのペットホテルを開業する、そのきっかけは何だったのでしょうか。開業の準備も含めた舞台裏のお話に加えて、実際に利用された飼い主さんの感想やご意見、あるいはオーナーの加藤さんご夫妻の愛猫についてのエピソードなども、次回以降でご紹介していきたいと思います。


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