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手作りのユニークな猫型マトリョーシカ「ネコーシカ」【3】

ねこ経済新聞出張版

情報媒体の製作編集などを手掛ける「星羊社」でお仕事をされつつ、ネコーシカの製作販売もされている成田希さん。今回は、作品のモチーフである猫についてお話を伺ってみました。意外にもこれまで猫と一緒に暮らした経験はないそうですが、そんな成田さんが感じる猫の魅力や、作品づくりに生かされている点とは。

猫型マトリョーシカ

成田:実は昨年、横浜下町の地域猫の多いエリアに引っ越しまして、街で猫を見かけた時には写真を撮ったり話しかけたり、可能なら撫でたりもしています。猫は動物を飼っていない私にとって、触ることができる最も身近で親しみのある動物です。犬も好きですがあまり触れ合う機会がなく、地域猫が路上を我が物顔でのんびりしている風景を日常的に見ているため、彼らに非常に愛着を感じるんですね。

 やはりそういった経験が作品づくりにも生かされているのでしょうか。

成田:そうですね。どんな色や柄の猫も好きなのですが、鼻や肉球の色がそれぞれ違ったり、同じブチ柄でもブチの中が錆色になっていたり、あるいは同じ三毛でも色の配分バランスが異なっていたり。多様性と個性が強い部分も、ネコーシカを作る上で引きつけられている要素かもしれません。

 特に猫のどんな部分に魅力を感じる、というのはありますか。

成田:最近は後頭部にはまっています。猫って顔が見えなくても後ろ姿が愛おしくて、絵にもなりますよね。ネコーシカも後ろから見ても楽しいようにいろいろと絵を描き込んだりしています。

ネコーシカの後ろす姿

 いずれは猫と一緒に暮らしたいですか。

成田:はい。賃貸住宅に暮らしているうちは難しいかもしれませんが。猫と暮らせたらきっと楽しいですよね。お客様にもときどき「猫飼ったことないんですか?」と言われますよ。もし近所に子猫がいたら連れて帰ってしまうかもしれないです(笑)

 ではネコーシカに話を戻しまして、購入されるのはどんな方が多いですか。また、お客様の反応で嬉しかったものなどがあれば教えて下さい。

成田:ネコーシカの販売スタイルとしては、基本的には私がアイデアを考えて作ったものをウェブショップやイベントで展示・販売していて、やはり猫好きな方が自身のために購入されることが多いですね。例外として、1度購入して下さった方などある程度過去作品を知って頂いている場合、それらを参考に大まかなテーマのリクエストをお受けして作ることもあります。こちらはプレゼント用にオーダーされる方が多い印象です。

お客様から頂く声はどんな反応も嬉しいのですが、「テーマが面白いね」というご感想もよく頂きます。少し前にラーメンを食べているネコーシカを作ったのですが、外国の本場のマトリョーシカはやっぱりラーメンは食べないじゃないですか。そういったオリジナリティの部分で、より愛着がわいて喜んで頂けている部分もあるのかもしれません。

 アジサイやきのこ、アサガオ、ひまわりなど、自然や季節をテーマにしたものも多く見受けられますね。

成田:ほかに、たとえば地元である横浜バージョンのネコーシカを作ったりもしました。こちらは海やマリンタワーなどがモチーフになっています。

 なるほど。そういった全国の「ご当地ネコーシカ」があっても面白いかもしれませんね。ところで初めてネコーシカを作ったときのことは覚えていらっしゃいますか。

成田:今と比べるとガタガタで結構ひどかったと思います。筆の使い方もどうやったらよいのか分からなくて。その時は茶トラをイメージした感じで、胴体もオレンジで全部塗っていたんです。瞳は緑色で、おどろおどろしい感じだったのではないかと。でもありがたいことに購入して下さる方がいて。売り始めた当初は、いろいろな大きさやカラーリングのネコーシカをお客様が自由に組み合わせて選べるという方式の販売方法もとっていて、それが楽しいというのもあったみたいです。

ネコーシカ

さて、次回はそんなネコーシカの今後の方向性や新たにやってみたいこと、あるいはイベントでの出展予定などについてお聞きしてみたいと思います。


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