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猫は心に灯をともす「元祖猫商 丸山商店」丸山晶代さん【4】

ねこ経済新聞出張版

過去3回にわたり、さまざまな猫グッズを取り扱うネットショップを展開されている丸山さんにお話を伺ってきました。今回は丸山さんが一緒に暮らしてきた愛猫たちのことについてお聞きしてみたいと思います。

モモちゃん

丸山:実家で暮らしていた頃にずっと犬は飼っていましたが、自分でお世話をし始めたのはモモというキジトラの女の子の猫が初めてでした。モモちゃんは1996年の7月、家の近所の神社で保護した子で、当時はまだ手のひらに乗るくらいの生まれたばかりの子猫でした。私がこんなに猫が好きになったのはモモちゃんのおかげだと思います。それから何頭かを続けて保護し、多い時には5頭と一緒に暮らしていました。

それぞれ丸山商店の猫店長さんや看板猫さんとして活躍していたのですね。

丸山:今はきなこ、すあまちゃん、それに大福(福ちゃん)という3頭の保護猫たちと一緒に暮らしています。きなこは1999年に保護した茶トラの女の子で17歳、もうおばあちゃんですね。天真爛漫ですが食欲がとっても旺盛です。すあまちゃんは推定2~3歳程度の三毛猫の女の子で、昨年12月に我が家にやってきました。天下泰平で何をしても怒らないような穏やかな性格、人には全く物怖じしません。甘ったれですぐに床にごろんと転がったり、とても面白い子です。

丸山さんちの猫たち

福ちゃんは今年4月にお迎えした白黒のハチワレの男の子で、年齢は推定で5歳くらい。実は愛護センターで殺処分寸前だったところを引き取ることにしたんです。交通事故にでも遭ったのか見るからにボロボロで左足は麻痺状態、再生不良性貧血の症状や白血病のキャリアもありました。

おそらく他に家族として迎えて下さるような方はいないのではという状況でしたが、ごはんはちゃんと食べていると聞いて「この子はきっと生きたい、精一杯生きようとしているんだ」と思い、うちでお世話をすることに。しばらくはケージの中で過ごしてもらって、まだ近づくとシャーと威嚇してくるのですが、きっといろいろと怖い目に遭ったからなのでしょうね。少しずつ我が家にも慣れて、元気に暮らしてくれています。

福ちゃん

3頭の猫たちは仲良くしていますか。

丸山:福ちゃんは人間はまだ少し苦手のようですが、猫同士では特にケンカなどはしていません。福ちゃんがやってきた時は徐々に慣らそうと思い別の部屋にケージを置いていたのですが、すあまちゃんがいち早く気づいて近づき、福ちゃんとケージ越しにニャーニャー会話したりしていました。福ちゃんとすあまちゃんは何だか声が似ていて、いずれも高くてかわいらしいんですよ。

では猫のどんな部分に特に魅力を感じますか。

丸山:うーん、全てですね。猫はどこをとっても、何をしていてもかわいい。まさに「かわいい」を形にしたのが猫なのではないでしょうか。それにとっても素直で純粋ですよね。遊びたい時は遊べ、抱っこされたくない時は嫌だと正直に主張しますし。我が家では、猫は基本的に誉めて育てることにしています。彼らは何をしても偉くて、それこそ生きているだけで偉いんだと思いますよ。

少し重い話になりますが、そんなかわいい猫たちともいつかは必ずお別れの時がやってきます。

丸山:でも、それも含めて一緒に暮らすということなんだと思います。実は私も、2013年から2年間の間に立て続けに4頭の愛猫を亡くすという経験をしました。いずれもとてつもなく大きい喪失感に襲われて、ペットロスの悲しみについては以前から聞き及んでいましたが、自分がなってみてこんなに苦しいのか、と。そんな時に救われたのが、お友達だったアコースティックユニットの299(肉球)さんが作られた「虹の橋」という曲だったんです。

虹の橋

そこで丸山さんたちは「虹の橋プロジェクト」という企画を立ち上げ、CDブックを作って多くの方に知ってもらうという取り組みを始めたと言います。次回はこちらについてご紹介する予定です。

また、今週末の6/19(日)に東京都豊島区の豊島区民センターで行われる「としま ねこマーケットvol.2」に丸山商店も出展されるとのこと。こちらでは他にも多くの作家さんやお店が出展し、さまざまな猫グッズの販売が予定されていますので、興味があれば足を運んでみては。

※記事中でご紹介したすあまちゃんは、取材後の5月31日に腎不全のため亡くなったそうです。ご冥福をお祈り申し上げます。

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