いぬねこトークのアイコン いぬねこトーク「ねこ育て日誌~町蔵と私~」 

その21. 子猫の貰い手さん、ついに決定に至る!

ねこ育て日誌
こんにちは、町蔵です

ふにゃあ~……
あくびしてしつれいするね、まちぞうなの…

どうしておなかが「ぽんぽん」になると、めが「とろん」としてくるのかな……

こないだから、「いろいろなしんてん」があったみたい。どうぞ、よんでね… むにゃむにゃ…

町蔵の幸せを約束する、嬉しいメールが届く

子猫町蔵を保護して、明日でちょうど4週間という日の午後、その吉報はとどきました。
それは、このところ、子猫町蔵を飼うべくご家族を説得なさっている神奈川県在住のY岡さんからのもので、この数年間でもらった中で、一番うれしいメールでした。

「うれしいめーる」って?

なになに? 「うれしいめーる」って? もしかしたら、「れいのけん」なの? どきどき!

蔦谷さんへ

嬉しいご報告があります。

お昼にまた話し合いをしてみたところ、母親も心が定まったということで、父と母に確認をしたところ、なんと承諾をもらいました(^-^)

貰い手さんはまだほかには現れていませんか? 大丈夫でしょうか?
やっと夢見た町蔵くんに会えるかと思うととっても嬉しいです♪ なんどもメールでやりとりして頂きありがとうございました。

まずは町蔵くんをY岡家に貰い受けたいですというご報告まで。

おおおお~! 良かった~! これでもう町蔵の幸せな前途は約束されたようなものです! 私は喜び、興奮して思わず力が入り、キーボードを強打しがちになりながら、すぐさま返信を打ちました。

寝る子は育つ。眠る子猫町蔵

ぼくはね、「きーぼーど」より「まうす」がすき。ぼく、ねこだからかなあ、どういうわけか「まうす」に、こころひかれちゃうの。

なんと、町蔵の貰われる県をぴたりと当てていた!

Y岡様

吉報をありがとうございます。メールボックスを開きましたらうれしいお知らせが!

町蔵、まだ貰い手さんは現れていませんとも。
Y岡家にもらわれるのは、当方もとても嬉しいです。実は、貰い手探しをはじめるとき、友人に、「教養ある大人3人家族とか、そういう猫セレブな家を探してやりたい」などと申してまして、Y岡様からご連絡をいただいた折、「ぴったり~」と、内心うっとりしていた当方でした。

おまけに、神奈川県というのも、実はその友人ともらわれ先について賭けをしておりまして(不謹慎ですみません…)、友人は東京、当方は神奈川、と言っていたのです。賭けに勝つと友人からはカツオブシをもらえることになっていまして、町蔵の引き出物(?)にお付けするカツオブシはその戦利品なのです。

うーん、ご縁を感じます~。

友人とこのカケをした当時は、まだY岡さんは名乗りを上げていなかったし、神奈川県というのは、別に根拠があって言ったことではありませんでした。

まあ、そう遠いところには、私が連れて行くことができないから首都圏の範囲ではありましょう。さらに、埼玉県や千葉県より、住んでいる沿線的に神奈川県のほうが便利なので、希望的にそう言ってみただけだったのです。しかし、自分にとっては東京のほうがもっと便利だから、希望的に、だったらまず「東京」であるはずなのに、なぜ「神奈川」だったのでしょうか?

私は運命(←大仰)の不思議さを感じました。

「ぐうぜん」ていうんだよね、そういうの。

うふふ!「うんめい」じゃなくて、「ぐうぜん」ていうんだよね、そういうの。
あんがい「げんじつてき」なぼく。

子猫の来訪を心待ちにするY岡さん

そのメールを見たY岡さんから、以下のような返信が届きました。

ありがとうございます~!とっても嬉しいでーす(^-^)家族も喜んでいます♪
メールもプリントアウトして見せたところ、“猫セレブ”に母はころりとやられてましたよー(笑)

お友達には残念ですが、蔦谷さんが賭けに勝ったならよかったですね! 町蔵くんもカツオブシがついてくるなら大喜びですね。

そして、町蔵のフード、トイレ、猫砂のことなどのご質問を受けたので、できるだけ詳しくお伝えしました。観察しているところ、町蔵は食べ物にも猫砂の種類にも神経質ではなく、すぐ順応するだろうから、基本的に何でもY岡家のやり方でやっていただいて構わないのでしたが、一応、「現在はこれです」というものをお知らせしておきました。

「ぐうぜん」ていうんだよね、そういうの。

お知らせしようと思って、トイレの図解を書いていると、町蔵がペンに猛アタック! だー、やめなさい!

そしてまた、それに対する返信が届きました。

蔦谷さんへ

すごくわかりやすくくわしい説明ありがとうございます。
早く町蔵くんと一緒に暮らしたいよーという気持ちが募り、ワクワクしながらいろいろ猫ちゃんに関する本を読んだりしながら日々過ごしております。なにより一番参考になるのは蔦谷さんの教えてくださることですから、しっかり聞かせていただこうと思います!

実はまだ(仮)であった「町蔵」という名前

このメールを読み、新しい飼い主さんに、もう一つお伝えしておかねばならないことがあったのを思い出し、私はこんなメールを書きました。

そう、「名前の件」です。

町蔵がそちらの猫となりましてからも、いつでも、何なりとご質問くださいまし。

そういえば、「町蔵」というのも(仮)の名前ですから、どうかY岡家でお気に入りの名前をお付けくださいまし。大体、彼奴は本名以外で

「まちち」「まちまち」(当方)
「マッチー」(姉)
「まっちゃん」(おば)
「小僧」(兄)
「まちさん」(M田先生)
など既に、人々がこれだけ勝手に呼ぶ猫も少ない、というくらい好きなように呼ばれてますし、まだ名前の自覚は刷り込まれていないでしょうから、Y岡家の命名に順応することでしょう。

お目にかかるまで今少し、町蔵を大事にお預かりしておきますね。

かじりつく町蔵

ほらほら、「大事にお預かりする」と言った手前、「お尻ぺしぺし」なんてするの、気が引けるんだから、叱られる前にいい加減やめなさいって!

子猫の町蔵、貰われる日が決定する

それに対してY岡さんからのメールは。

私は町蔵と家でも呼んで両親を説得しましたから、これからはなんと呼ぼうかまだ全然決めておりませんが、これらの呼び方も参考にさせていただこうと思います(^-^)

(変な話ですが、花子さーんと呼べば花子さんがくるし、太郎さーんと呼べば太郎さんがくる、ということで、町蔵以外の猫が来ても困る!と思って、仮の名前であろうが町蔵、町蔵と呼んでいたらちゃんと町蔵が来ることになったし、ほんとに良かった!!)

蔦谷さんと町蔵くんに会えるのを楽しみにしています♪

ということで、町蔵はいよいよ、その月の30日にY岡さんの家に貰われて行くことになりました。私が九州出張に行く前日です。

本を踏む子猫町蔵

因みに出張先は熊本の阿蘇山方面でした。日本百名山にも含まれる阿蘇山は、中央火口丘の阿蘇五岳を指しますが、その中には「根子岳(ねこだけ)」という山もあります。

「ああ良かった~、これで安心だ~」と、町蔵をペットホテルに預けずに済み、出張前に新しい飼い主さんのもとに届けることができるのを喜びつつ、心の中にどうしても湧きあがる一抹の寂しさには、努めて目を向けないようにしていた、そのときの私でした。(続く)

>>その20  「ねこ育て日誌」記事一覧 その22<<


蔦谷K

蔦谷K
http://nekokematsuri.blog.shinobi.jp/

生まれたときから身近に居た「猫」をテーマとして、エッセイ、豆本、ハンドクラフト、写真などを製作・発表。
猫をブラッシングして集めた毛が材料のクラフト「猫毛フェルト」を考案し、作り方を紹介した『猫毛フェルトの本』を2009年に出版。同書は好評を博し、台湾、アメリカでも翻訳出版される。その後「猫毛フェルター」として、各地で作品展『猫毛祭り』やワークショップ、猫毛フェルト指人形劇公演などを延べ50回以上開催。
著書に『猫毛愛』(幻冬舎)『猫毛フェルトの本』『もっと猫毛フェルトの本』(以上飛鳥新社)『猫毛フェルト12カ月』(三才ブックス)など。東京都出身。


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猫毛祭り会期中の開場で、猫毛フェルトワークショップ開催します。

・猫毛人形【初級】/【中級】/猫顔マスコット など

・日程:10月 15・16・22・23・29日
 時間はご指定ください

・会場:カフェポーポキ
  東京都文京区後楽2‐16‐7
  (飯田橋駅より徒歩約7分)

・詳細はブログ猫毛祭りへ。
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猫毛祭りin東京 飯田橋篇

京都で開催される、猫とウィーンコーヒーのイベント「ミャウゼ」にお邪魔して猫豆本をご披露することになりました。幻の作品『驚異の猫たわけの秘密函』を展示するほか、ワークショップ、キットの販売も行ないます。

・2016年11月5日(土) 14:00~16:00

・会場:桜谷町47
   〒606‐8423 京都市左京区鹿ケ谷桜谷町47番地
  (川崎駅西口から約500m)

・お申し込み・お問い合わせ:
  メールで bon-neko@mbi.nifty.com へ必要事項明記にて

・詳細はブログ猫毛祭りへ。
http://nekokematsuri.blog.shinobi.jp/Entry/631/

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