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愛犬と参加できる「ドッグヨーガ」、保護猫カフェで開催する「猫ヨガ」【4】

ねこ経済新聞出張版

過去3回にわたり、日本ドッグヨーガ普及協会代表の大沼則子さんと、ネコ部の部長を務める池迫美香さんにお話を伺ってきました。ですが百聞は一見にしかず。それぞれどんな内容で、どんな雰囲気の中でヨガ教室が行われているのか。ぜひその現場を見たいと思い、それぞれ実際にお邪魔させて頂きました。今回はまずドッグヨーガの様子をお届けしたいと思います。

ドッグヨーガの教室にお邪魔してきました

8月下旬に取材として足を運んだのは、都内の東急東横線・代官山駅から徒歩5分の場所にある隠れ家カフェ「L.C.d.B.(エル・セー・ド・ベー)」。ボーダーコリーの看板犬もいる素敵なこちらのお店、その室内2階スペースで「代官山クラス」として定期的にドッグヨーガ教室が行われています。

ドッグヨーガ教室

この日の教室はマンツーマンでの実施となり、参加したのは既に何回かドッグヨーガを体験されている都内在住の女性と2頭の女の子のワンちゃん。チワワのココちゃんと、もう1頭のファニちゃんはプラシュスキー・クリサジークという珍しい犬種で、チェコ語で「プラハのネズミ捕り」と言う意味なのだそう。

協会代表のインストラクター、大沼さんと向かい合って座り、まずはリラックスして自然な呼吸を意識する所から始まります。ココちゃんははじめから寄り添って比較的落ち着いた様子、一方のファニちゃんはフロアのあっちをうろうろ、こっちをうろうろ。その姿はなかなか対照的ですが、決して無理に付き合わせるということはしません。そんなワンちゃんたちの呼吸を感じながら自身の呼吸も意識し、愛犬とゆっくり呼吸を合わせていくことになります。

ドッグヨーガで愛犬との呼吸を合わせる

ドッグヨーガの教室は毎回さまざまなテーマを設けて実施されていて、今回8月のテーマは「海」。この季節にぴったりの夏らしいテーマです。

具体的には、可能な範囲でワンちゃんと一緒に山のポーズや木のポーズ、英雄のポーズなどを取っていきますが、例えば木のポーズなら海辺に生えているヤシの木をイメージしたり、英雄のポーズならギリシア神話の海を司る神・ポセイドンを意識してみたり。ポーズを取る前にはワンちゃんに「山のポーズをするよ」などと声も掛けてあげながら、ふたりの呼吸を合わせます。

足裏から汲みあげた大地のエネルギーを、ハートを通してワンちゃんに届けていき、時には「大切にしているよ」「大好きだよ」と思う自身の気持ちで包み込むように。そんな意識が伝わるかのように、ココちゃんもファニちゃんもだんだんとリラックスしてきたようです。

ドッグヨーガで愛犬とポーズをとる

肩の力は抜いてそんなワンちゃんたちと一緒に楽しむ気持ちも大切にしつつ、その後も真珠貝のポーズ、ボートのポーズ、魚のポーズなどいくつかのポーズを取っていきます。最後は横になって心も身体も動かさず、完全にリラックスした状態(シャバーサナ)になり、深い呼吸でココちゃんやファニちゃんの気持ちに心を傾けます。

「今日も一緒にドッグヨーガをしてくれてありがとう」と伝え、自分や彼女たちを支えてくれる人たちに、そして自分たちを生かしてくれる大自然や生きとし生ける全ての生き物たちに感謝の気持ちを伝えて、約90分のヨガ教室は終了となりました。

ドッグヨーガ体験者の声

犬

本日参加された方に、終了後に少しお話も伺ってみたところ、以下のように話して下さいました。

「ココやファニとは子犬の頃から、もう3、4年ほど一緒に暮らしています。普段は仕事があるのでお休みの日はなるべく一緒にいるようにしていますが、それだけでなく一緒に何かが出来れば、と思っていた時にドッグヨーガのことを知ったのが参加のきっかけです。一緒に呼吸を合わせていろいろなことを想像しながらポーズを取っていくのは楽しいですし、ココもファニもだんだんとドッグヨーガに慣れて教室中のリラックス度が増していますよ。彼女たちもきっとヨガのことが好きなのだと思います。ドッグヨーガのおかげで、私も普段からもココやファニが『何を考えているのかな』『今どんな気持ちなのかな』といったことを意識するようになりました。ただかわいいと思うだけでなく、正面から愛犬に向き合えるようになったのかな、と思います」

最後に、大沼さんにこれからの目標や方向性についてもお聞きしてみることに。

「首都圏を中心に札幌から福岡までドッグヨーガのインストラクターがいますが、もっと全国に広めて各都道府県に少なくとも1人はインストラクターがいるくらいまで普及していきたいです。そして動物と暮らしている方にとって、一緒にヨガをすることが当たり前で、ペットと一緒に体と心が健康になり、笑顔溢れる毎日になってもらえたらと願っています。それがペットをはじめ、生きとし生ける全ての生きものたちにも優しい世の中に繋がることだと思います」


ねこ経済新聞

ねこ経済新聞
http://nekokeizai.com/

2011年創刊。新聞と名前がついていますが、現時点ではインターネット上のみで運営。ウェブサイトやツイッター、facebookなどを通じて、猫に関するさまざまな地域ニュースなどを日々発信しています。


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