肉球 いぬねこ先生通信

ワンちゃんの乗り物酔いとその対策

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獣医師岩崎脩先生

いつもコラムを読んでいただきありがとうございます。いぬねこ先生です。

いよいよ夏休みに突入、行楽シーズンに愛犬とお出かけを楽しみたいという方も多いことでしょう。そこで今回はワンちゃんの乗り物酔いとその対策についてお話します。

ワンちゃんの乗り物酔いで見るべきポイント

ある調べによると『自動車に乗った犬のうち3匹に1匹が車酔いをした』という結果があります。ワンちゃんも私たちと同じように乗り物酔いするのですね。

耳の奥にあるバランスをつかさどる三半規管に揺れや加速などの刺激が加え続けられることで視覚でとらえる情報、耳で察知する平衡感覚、筋肉から伝わる情報にズレが生じ、体に変調をきたします。聞き慣れないエンジンの音や閉ざされた空間といった普段と違う環境が、ワンちゃんをより興奮させ、乗り物酔いを起こす心理的な要因にもなるとも考えられています。

  • ・しきりにあくびをする
  • ・心細げに鳴いたり吠えたりする
  • ・そわそわして落ち着きがなくなる
  • ・ふるえる
  • ・ヨダレを垂らす
  • ・吐いてしまう

ワンちゃんにこんな症状があれば乗り物酔いをしている可能性があります。このような症状が見られたら車を止めて少し休憩しましょう。乗り物に乗る直前にご飯を食べたり、反対に空腹のまま乗ると嘔吐しやすくなるので、食事は乗り物に乗る2~3時間前には済ませておきましょう。乗り物の中で我慢させないように出発前に軽い散歩をして排泄を済ませておきます。

乗り物酔いによる嘔吐を予防できる効果的なお薬も!

「揺れ」は乗り物酔いの原因になるので、急ブレーキや急発進を避けた安全運転を心がけてあげたいですね。身体が安定するようにワンちゃんはクレートやケージに入れてあげます。長時間のドライブの際はこまめに休憩をとり、車内の換気をしたり気分転換させてあげましょう。高速道路のサービスエリアにはドッグランが併設されていたりするので、事前に休憩スポットをリサーチしておくとおでかけの楽しみも増えますね。

セレニア

現在は乗り物酔いによる嘔吐を予防できる効果的なお薬もあります。なかなか乗り物に慣れることが出来ず、体質的に乗り物酔いをしやすいワンちゃんもいるので、動物病院で獣医師に移動時間などを相談し、お薬を処方してもらうことをおすすめします。

乗り物酔いについての知識をもって愛犬と一緒に楽しいドライブに行ってらっしゃい!


獣医師岩崎脩先生

協力:
昭島動物病院(東京都昭島市)
獣医師 岩崎 脩 先生
http://www.aaho.jp/

動物と飼い主様のより良い信頼関係の構築に貢献できるような情報を提供していきたいと思います。


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